とある素敵家族から
18歳になる娘さんの誕生日祝いに、どぶろくワークショップをお願いしたいと、リクエストをいただいたので、週末に向けて菩提酛を仕込んでいます^ ^
ぶっちゃけ
呑めもしない、ド素人の僕がお酒造りを教えていいものか⁇ と何度も何度も思った事があります。
そんな時
僕はいつも初心に戻って、そもそもなぜ「どぶろく」を造りたいと思ったのかを思い出します。
もう何度も何度もしつこいぐらいに、僕の発酵は3.11から始まったと伝えてきました。皮肉にも放射能問題から始まった発酵が、放射能防御の可能性へと導いてくれました。
74年前の今日
1945年8月6日
世界で初めて核兵器が民間人の殺傷目的で、広島市に核兵器が落とされました。未曾有の被害をもたらした原爆、、、
そんな中、小さな発酵奇跡が起きました。
放射能問題をキッカケに発酵を始めた方達はきっとどこかで読んだ事があると思います。
「広島市に原爆が投下された日、爆心地から1 km以内にある広島大学醸造学科の教授ら8名は、前日の夜から日本酒を飲み始め、当日の朝まで大量に飲酒していた。この状況下で全員が被爆したが、全員が放射能による阻害を受けず 原爆症にならなかった」
呑めない僕の、酒造りはここから始まりました、、、そして、呑めなくてもこれからも造り続けると思います。
#広島原爆の日
以下
ネットからの拾い物です
信じるか信じないかはあなた次第
《日本酒の放射線防護効果》
滝澤 行雄
———————————————
【日本酒大量・単回投与実験】
9週齢雄マウスに大量(0.6 mL/匹)1回経口投与し、その30分後にX線7.8 Gyを照射、以後30日間全身状態と生存状態を観察した結果
純米酒、投与群では生存日数の延長がみられ、生存率は80%と極めて高く、エタノール投与群や食塩水投与群よりも優れた防護効果を示した
純エタノールにも防護効果はみられるが、日本酒に比べて低かった
———————————————
【日本酒小量・反復投与実験】
9週齢雄マウスに
純米酒0.225 mL
普通酒0.150 mL
及び食塩水 0.225 mL
を7日間反復経口投し(第1期)
8日目にX線7.8 Gy を全身照射した。
照射後、引き続き
純米酒0.225mL
普通酒0.150mL
食塩水0.225 mL
を7日間反復投与し(第2期)
以後30日間生存状態を観察した。
照射後
14 日目における生存率は
純米酒群が最も高く60%
普通酒群が36.4%
生理食塩水群は0%
30日間生存率では
純米酒投与群は20%
普通酒投与群は9.1%
———————————————
日本酒に含まれるアミノ酸量を測定してみると、純米酒は1.771 mg/L普通酒は0.932mg/Lで、両酒中のアミノ酸総量には約2倍差がみられた。
純米酒群と普通酒群との間にみられた生存率の違いはアミノ酸量の差異を反映している ものと考えられた。
日本酒はアルコール飲料の中でもアミノ酸量が多いのが特徴とされる
純米酒、普通酒のアミノ酸組成をみると、両酒ともにアラニン、アルギニン、グルタミン酸、プロリン、グリシン、ロイシンなど必須アミノ酸が多い
唯一日本酒のみの特徴といえるアミノ酸類に放射線防護効果のあることが示唆された
日本酒の放射線に対する防護効果は日本酒中のアミノ酸とその誘導体が放射線により生じたフリーラジカルを減弱させるためと考えられる
エタノール自体が水酸基(ヒドロキシ基 OH)の除去作用を持っている
エタノールはX線で引き起こされる細胞内のDNA 切断を70%低下させたとされている
日本酒中のアミノ酸による抗酸化能並びにエタノールの水酸基除去能があいまって、その相乗作用による放射線防護が強く発揮されているものと考えられる
天然発酵食品の日本酒は抗酸化能を持ち、X線照射マウスに対して強力な防護効果を示すことが確認された
日本酒に強力な放射線防護効果のあることを確認した。逐年増加する各界の放射線利用の現場において、放射線防護・管理に重点を施行するならば、日本酒による防護効果の有用性は、その役割を演じ得るであろう。
https://www.jrias.or.jp/books/pdf/201408_JIYUKUKAN_TAKIZAWA.pdf